资源简介 (共23张PPT)第十二課 日本人の美意識日本文化导读目 次一、新しい語彙二、本文 1.もののあはれ 2.不完全の美学 3.わび さび 4.見立て三、問題新しい語彙 儚い (はかない) 无常 感極まる (かんきわまる) 感动之至 旅寝 (たびね) 旅居,在旅途投宿 見え隠れ (みえかくれ) 忽隐忽现 ぎっしり 密密麻麻 キャンバス (canvas) 画布 透かす (すかす) 透过 仄か (ほのか) 略微 蒔絵 (まきえ) (漆器工艺)泥金画 ネガティブ (negative) 消极的,负面的 一、新しい語彙 引き算 (ひきざん) 减法証 (あかし) 证明弾ける (はじける) 爆裂擬える (なぞらえる) 比喻,比拟遣り水 (やりみず) 造园水流花入 (はないれ) 花瓶 瓢箪 (ひょうたん) 葫芦逸話 (いつわ) 轶事氏神 (うじがみ) 氏族神オンパレード (on parade) 大聚会、大游行一、目次へ1.もののあはれ二、◆ 「あはれ」の意味合い◆ 非物質的な「もの」を知る◆ 文学と「もののあはれ」本文目次へ1.もののあはれ二、◆ 「あはれ」の意味合い深く心に感じるあまり言葉にならず、思わず「ああ」と発せられる「嘆息の辞」 (本居宣長 ) 。「あはれ」には、讃嘆や喜び、嬉しさ、楽しさなどの感情を表わす場合と、哀惜や悲しみを表わす場合という二つの使われ方があるが、だんだんとしみじみとした情感を表わすほうに比重が移っていった。日本人の心の微妙な働きを見事に表す言葉である 。本居宣長自画自賛像1.もののあはれ二、◆ 非物質的な「もの」を知る現代日本語では、「もの」は生命のない対象物を指すことが多いが、古い用法では、むしろ運命的、宿命的、非物質的なものこそが、「もの」という日本語の正体である。「もののあはれ」というのは、目に見えない、形をなさない、しかしその背景に隠れた強い感動を指す。万物に対する最終的な共通体験や共感が「もののあはれ」ということになる。枯れ葉1.もののあはれ二、◆ 文学と「もののあはれ」平安時代に、「あはれなり」という形で、深くしみじみと心を惹かれる情趣を表す語として和歌 物語 日記などに多く使われ、「もののあはれ」という形でこの期を代表する文芸理念となっている。日本文学の根幹をなす「「もののあはれ」に込められたしみじみとした情緒は、さらに後世まで受け継がれていく。松尾芭蕉目次へ2.不完全の美学二、◆ 余白の美学◆ 不足の美学◆ 見え隠れの美学本文目次へ2.不完全の美学二、◆ 余白の美学「余白の美学」とは、ぎっしり埋まったものよりも何も書かれていない「余白」の空間に美を感じるという感覚である。書道や水墨画では、書かれていない空間にこそ、無限の思いをこめた余韻がある。そこにあえて「遊び」の部分を残した意味合いがある。水墨画2.不完全の美学二、◆ 不足の美学「不足の美学」とは、不足の中に心の充足を見出そうとする意識である。中世期の人々は、禅宗の強い影響も受けて、完全ならざるものをかえって完全とする逆説の美学を発見した。「わび」も不足の美学の一つであり、茶の湯と結びついて、急速に広まった言葉である。茶道においては、とかく不完全なもの、ゆがんだもの、傷のあるものに美しさを見出す。わび茶2.不完全の美学二、◆ 見え隠れの美学「見え隠れの美学」も、日本人特有の美意識の一つである。日本の家屋などが、日本建築の内部にできる陰翳の中でこそ真の美しさを発揮する (谷崎潤一郎『陰翳礼讃』 による)「暗闇の中に一際明るい一筋の光が横切り、あるいはまぶしい陽光が障子の和紙を透かして室内のほのかな明かりとなる。これらは壁一面を明るく照らす光より、むしろ美しさが一層際立つ。陰翳のある部屋目次へ3. わび さび二、◆ わび さびの成り立ち◆ 侘び茶本文目次へ3.わび さび二、◆ わび さびの成り立ち「寂び」とは本来は時間の経過によってものが劣化する様子を意味し、転じて人がいなくなって静かになった状態も表すようになった。美的理念としては、古びて趣があることや、静寂の中に奥深い美しさがおのずと感じられることを意味する。「侘び」とは、悲嘆や気落ちした状態を指す内面的な表現であり、中世以降の用法として、俳諧 茶道における閑寂 質素の中に見られるしみじみとした趣を表す。「さび」は、簡素さや粗末さであり 、「わび」は、これらの美しさを見出す心である。両者が溶けあってこそ、はじめてわび さびの美学が成り立つのである。さびの風景3.わび さび二、◆ 侘び茶村田珠光が、粗末な茶碗やありふれた道具を使ってお茶を点てた。これが侘茶の始まりとされる。不足の中でも豊かさを求める意識、いわば「引き算」をすることで、そこより大きな豊かさを見出すのが侘び茶の本質である。侘び茶3.わび さび二、◆ 侘び茶茶室は狭い上に、飾りつけがほとんどない。まさにそこは侘びの空間である。茶室にいてお茶を点ててもらうと、狭いどころか、居心地のよい広さだということが体感できる。窯のお湯の音、炭のはじける音、お茶を点てる仕草の音が気持ちよく響く。「不足 不自由」こそは、茶の湯の世界おける重要なキーワードである。不足だからこそ、逆に心の充足が感じられる。茶室目次へ4.見立て二、◆ 見立ての趣向◆ 見立てによる縁起 かつぎと命名法本文目次へ4.見立て二、◆ 見立ての趣向梅を雪と見立てるという趣向が古代からあった。「枯山水」は植物や水を一切用いず、石や砂だけで自然を表現する方法である。落語の世界でも、噺家は「扇子」と「手ぬぐい」を様々な小道具に見立て、落語の場を盛り上げる。千利休は、もともと茶の湯の道具になりえなかった粗末な道具を茶の湯の道具に見立て、茶道の世界に取り込む工夫をした。見立ての本質は、異質なものとの出会いを通して新たな価値を再構築する創造性である。魚籠花入れ4.見立て二、◆ 見立てによる縁起 かつぎと命名法赤ちゃんが生まれて百日目に行う儀式を「食い初め」と言う 。子どもが一人前の人間に成長し、一生、食べ物に困らないようにとの願いが込められている。食い初め4.見立て二、昆布は文物の巻き物に見立てられ、文化や教養を表す。きんとんは黄金に見立てられ、商売繁盛 金運 財運をもたらすお節料理の定番となっている。れんこんは孔が多く空いていることから、遠くが見えるので、そうして先見性のある一年を祈願する。また種が多いことから「多産」の意味もある。黒豆は「まめまめしく」働く勤労を、数の子は「子沢山」を、鯛は「めでたい」をそれぞれ意味する。お節料理◆ 見立てによる縁起 かつぎと命名法見立てのオンパレードーー「お節料理」4.見立て二、「月見うどん」「月見そば」は卵の黄身を満月に見立てたしゃれた呼び名である。「親子丼」は、鶏肉と鶏卵を親子に見立てた呼び方となる。油揚げで包んだ寿司を「稻荷寿司」と呼ぶ。油揚げはキツネの大好物とされているが、そのキツネは「お稲荷さん」の神使というのが民間の俗信である。それで「キツネ寿司」とも言う。月見うどん目次へ◆ 見立てによる縁起 かつぎと命名法問題三、次の各問いに答えよ。(1)「あはれ」の二つの使われ方を説明せよ。(2)「もの」に込められた非物質的意味を説明せよ。(3)日本人はどうして、余白を残した構図に心を引かれるのか、考えてみよ。(4)満開の花より、むしろ蕾のほうに美を感じ取るとはどういうことか、説明せよ。(5)『陰翳礼賛』の概要を説明せよ。(6)「さび」が「わび」とセットで使われるようになった理由を述べよ。(7)「侘び茶」の本質を述べよ。(8)「花をのみ待つらん人に山里の雪間の草の春を見せばや」という和歌の意味を 説明せよ。(9)芸術分野における見立ての技法を、例を挙げて説明せよ。(10)どうして「お節料理」は見立てのオンパレードだと言えるのか、理由を述べよ。目次へご清聴ありがとうございました。日本人の美意識 展开更多...... 收起↑ 资源预览